あなたの理想の結婚にかぎりなく近い男に出会ったとします。あなたが求めていた王子様のような男です。ただ、彼には、ほんの少しだけ気に入らない点があるとします。

こんなとき、あなたはどうすべきなのでしょうか。まず、一番ダメなのは、「それを直そう」とすることです。

どのみち、男は、決して自分を変えません。「オレは、結婚ために、変われるよ」なんでいうのは、まったくのウソです。男は、好きな女のコのためとはいえ、そんなに変われません。変わったように見えても、少し経てば元に戻るものです。彼に欠点があるとき、その欠点も含めて愛せる自信がないのなら、別の男を探したほうがいいでしょう。

どれくらいあなたは我慢できるのかを考えてみて、我慢できそうもないのなら、彼の気に入らない点が大きく見えてしかたなくなりますからね。たとえば、彼が、やたらにきれい好きだとします。

ちょっと病的なほど、部屋中を掃除しないと気がすまない性格だとします。あなたは、そんな結婚でも、かまわないと思えるでしょうか。

「自分で掃除しないと気がすまないんだから、私は結婚しないでラクよ」と笑って考えられるでしょうか。あるいは、小さな頃から大切にしているタオルケットを彼が捨てられないとします。彼は、そのタオルケットを持っていないと、安心して眠れないというのです。

そういう彼を、あなたは愛せるでしょうか。「それくらいなら、別にいいよ」と思えないなら、彼のことは諦めてください。かんべき男には、どうしても欠点があります(女性にも)。

すべてが完壁にそろっている男なんて、そうそうおりません。ですが、小さな欠点、害のない点、我慢できる点なら、十分に彼は合格点に達しているのです。時々は、気にさわるかもしれませんが、そんな彼を愛してあげましょう。これが結婚にあたっての女性の心構えです。

アイドルのテレホンカードを集めているとか、ゲームが大好きだとか、アマチユア無線をやっているとか、それくらいならガミガミ言つてはいけません。「そんなもの集めてどうするの?」とか「何が楽しいの?」といっても、どうせムダなのです。

男の趣味というのは、女性には結婚しにくいところもありますから、放っておくのが一番です。ただし、実害を伴うような欠点を持っている男の場合には、話が違ってきます。

たくさんの女のコとおしゃべりしないと気がすまない性格だとか、暴力傾向があるとか、他人を軽蔑して話すとか、酒乱であるとか、ギャンブルにはまっているなどの欠点があるなら、つきあいを止めたほうが無難。

「結婚したら、少しは落ち着いて、変わってくれるはず」「私のことが好きなら、お酒もやめてくれるはず」などと考えてはいけません。男は、基本的に変わらない生きものですから、そういうことを期待して、つきあいつづけると、あなたのほうがまいってしまいます。

彼の欠点に実害があるかどうかは、友人に相談してみると客観的に判定してくれるでしょう。「私のカレったら、何かあると、物を蹴飛ばすんだけど、どう思う?」と親しい女友だちに聞いてみてください。

「結婚しなよ」と言われるなら、たいした欠点ではないのでしょうが、「そりゃ、ちょっと危ないかもよ」と友だちが言うのなら、危険なのです。当事者のあなたより、友人のほうが、冷静な意見を言つてくれますから、それを参考に。